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本作の主な舞台で、能力研究の専門都市。
大阪府東部に位置する独立隔離都市。総人口100万の内4割は能力者で外部では研究が停止した能力の研究をする研究所、それを実験する施設、能力者や研究者の子供たちの教育機関、それらを支える農業、その他のインフラストラクチャーがほとんど揃っている。
外部からの出入りを禁じるため、特殊な大きな壁によって囲まれている。(外部からの兵器も無効にするが、同時に中で起こった爆破や薬害などは外に漏れることはない)外部から入るには唯一の方法として、外部接続線の電車があるが、それを使うことが出来るのは、研究者とその家族のみである。
研究都市の中は研究スペースや居住スペースなどスペースで分けられており、9スペースに分けられている。
主に危険度が最低ランクの実験や研究などが行われているC研究スペースや
主に危険度が普通ランクの実験や研究などを行われているB研究スペース
主に危険度が最高ランクの実験や研究などが行われているA研究スペース
司法及び行政の施設が集中している主に危険度が機密ランクの実験や研究などを行われている司法・行政スペース
2052年の隔離都市成立時に移住してきた人々が主に住んでいる居住スペース
小中高大すべての学校がここに揃っている学園スペース
能力研究都市の食料を全て作っている農業スペース
いろいろなお店が並び、能力研究都市の情報の中心地である繁華街スペースで分けられている。
都市内の組織として
能力研究都市の治安維持などを行っている守護者達(プロテクションズ)
能力者のレベルが満たしていない者たちの武装集団である断罪者達。
能力者によって構成された集団で、裏の仕事を専門とする代弁者達(スポークマンズ)
能力研究総合管理室の直属部隊である執行者達。
が存在しており、組織同士の衝突が絶えない。
能力者とは、
元々、戦争などの鎮圧の為に魔法を上回る力を研究する段階で、出てきた新しい人間。
日本は、その実験を進め結果、量産するには、魔科学による脳の刺激を続けることが最適と判断し、ゲームセンターにその仕組を組み込んだゲームを置いたところ、大流行した。結果、かなりの量産に成功したが、イレギュラーな戦争の停戦などがあり、能力者は国の時限爆弾となった。能力研究都市が出来た後に判明したことだが、能力者になる人は、第6感が優れている者ほどレベルが高いことが判明した。
レベルのついては、能力を持つ者はB研究スペースで正式な試験が行われ、仕分けられる。(大体1年に一回ほど)
能力者たちは、実験や能力の研究のために呼び出される時があるが、珍しい能力であるほど呼び出される回数は多い。
そしてそのランクは学生ならば、学生カードに表記される。
Sランク=自らの視界を越えていて、能力影響範囲がないものに与えられる最高ランク。軍隊相手でも余裕で対抗できる。
Aランク=自らの視界を越えて、力が影響する者が割り当てられるランク。しかし、範囲は最高で50mほど。(人による)
Bランク=自らの視界に能力の影響する場合に割り当てられる。ほとんどの能力者はここに割り当てられる。Aランクの研究スペースの出入りすることは許可があれば出来るようになる。
Cランク=視界に能力影響はないが、一定の武器を持つことで力を発揮できる者(剣など)身体強化がほとんど。しかし、このランクの場合、能力者とは扱われない。雨宮や有沢はここに入る